2022年の日本は、重い霧の中をさまよっているように見えます。この先に、どんな世界があるのか、どうな世界があればよいのか、なかなか確信を持てない状況だと思います。
橘川幸夫は1972年に音楽雑誌「ロッキング・オン」を創刊し、1978年に、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊して、「参加型メディア」一筋に生きてきました。その経験から、次の時代は、「参加型社会」になると確信してきました。一方通行的に、権力のある者から大衆に情報を発信するのではなく、一人ひとりの体験や実感をベースにした想いでメディアは満たされるべきだと思います。社会構造も、代理人で選ばれた人が権力を振るうのではなく、一人ひとりの多様な生き方をしている人たちが主役になる社会を目指してきました。
橘川幸夫の実践的な経験の中で考えてきた、新しい社会のデザインと手法について、福岡の皆さんにご説明をしたいと思います。よろしくお願いいたします。
日時 2022年11月07日(月)19時(開場は18時30分)
場所:アクロス福岡 円形ホール
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁目1番1号
参加費 一般:3000円
学生:500円
講師 橘川幸夫
メディア・プロデューサー、出版編集者、マーケッター、コンサルタント。株式会社デジタルメディア研究所所長。多摩大学客員教授。一般社団法人参加型社会学会・代表理事。著作・講演多数。